【VTuber漫画】VTuberのエンディング、買い取ります。【未アニメ化 小説·漫画 紹介】

未アニメ化 小説・漫画 紹介
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はじめに

アニメ化作品以外の面白い小説・漫画が知りたいと思ったそこのアナタ!

年間100冊以上の小説や漫画を読む私が、自信を持って紹介する(100%私見に塗れた)小説や漫画を読んでみませんか?

基本的には無料で数話以上読める作品を紹介していくつもりなので、騙されたと思って読んでみてください!お願いします!

今回は、VTuber漫画「VTuberのエンディング、買い取ります。」を紹介します!

あらすじ

VTuber夢叶乃亜を『推す』少年苅部業。彼は推しのために、膨大な時間とお金を捧げ、界隈でも一目置かれる存在となっていた。

今日はその『推し活』の集大成、夢叶乃亜のファーストライブ。チャンネル登録者が30万人を超え、SNSでトレンド入りも果たす!

「ノア友(ファン)と一緒に夢を叶える」

そんな乃亜の夢がこの一夜で達成されたのだ。

「乃亜を応援し続ける限り、こんな機会が幾度となくやってくる」

そんな期待を抱き、ライブの余韻に浸る業のもとに届いた知らせは――乃亜の炎上だった。

それからあっという間に乃亜がVTuberを引退し、一夜にして全てを失った業は、VTuberの炎上ネタを集める闇のオタクに落ちてしまう。

そんな彼のもとにかつてのファン仲間、ミーナが現れる。

推しの引退で闇落ちした少年と、VTuberを辞めたい少女、二人の再会から始まる物語!

概要

原作者

朝依しると

キャラクター原案

Tiv

漫画

結城にこ

原作既刊

2巻(ファンタジア文庫)

連載サイト

  • マンガUP
  • ガンガンONLINE

連載期間

2024年9月 〜 (2025年10月現在も連載中)

話数

29話(2025年10月時点)

オススメポイント

私がオススメしたいポイントを3つ紹介します。

キーワードは「ファン視点」「エンディング」「夢叶乃亜の炎上の謎」です。

ファン視点

最近増えてきたVTuberものの小説や漫画ですが、主人公がVTuberのものが多く、「ファン視点」で描かれている作品は少ない印象です。

本作はそんな「ファン視点」で描かれている作品となっています。

世の中には、VTuberとして活動している方よりも、VTuberのファンとして『推し活』している方が多く、より多くの方に共感していただける設定になっていてその点がオススメですね。

本作の最初、推しが炎上して引退してしまう場面、経験がある方はいると思いまし、私もそんな経験が何度かあります。

ここで主人公が味わった絶望に共感できる方であれば、一度本作を読んでみることをオススメします!

エンディング

本作は、VTuberの最期、つまり「エンディング」をテーマとしています。これも結構珍しいと思います。

始まりを描く作品は数多くあれど、終わりを描く作品は少ないですよね。

そりゃあ終わりなんて何回も書けるもんじゃないので、話を膨らませたい場合は絶対に書かないテーマですよ。

原作の一巻は三部構成で、一部がVTuber本人が辞めたい話、二部がVTuberのファンが引退する推しを望む形で送り出す話、三部がVTuberのファンが再起する話。

三部とも異なる視点を主とした、それぞれの「エンディング」が描かれています

この「エンディング」の何が良いかって?泣けるんですよ。

私は原作読んだ時、三部のラスト全て泣きました。(涙腺ガバガバおじさんなだけ)

自分はその積み重ねを知らないけれど、積み重ねてきた人たちの視点で語られることで、そこに自分の経験を当てはめて勝手に泣ける。

特に二部と三部は推しが引退したことがある人なら共感できる内容だと思います!

夢叶乃亜の炎上の謎

本作の中で大きなターニングポイントである、冒頭の「夢叶乃亜の炎上」ですが、ここについても不可解な点があります。

タイミングがあまりにも出来すぎているんですよ。

ファーストライブを達成し、SNSでトレンド入りした直後に炎上。まるで狙ったかのようなタイミングです。

ここについては主人公も言及していて、もし本作が続けばその謎について触れていくこともあるのかもしれません。

正直原作一巻の範囲で終わっても全然良いかなってぐらいちゃんとまとまっているので、ここについては永遠に謎のままでもいいのかもしれませんが…。

さいごに

今回は「VTuberのエンディング、買い取ります。」を紹介しました。

この作品は、アニメ化作品以外の面白い小説・漫画が知りたいと思った方、特にVTuberが好き、興味があるという方にオススメです。

マンガUPで無料で読めるので、是非読んでみてください!

漫画のCase. 1、2、3が原作一巻の範囲なので、どうかこの三部だけでも読んでみてほしいです!

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