はじめに
アニメ化作品以外の面白い小説・漫画が知りたいと思ったそこのアナタ!
年間100冊以上の小説や漫画を読む私が、自信を持って紹介する(100%私見に塗れた)小説や漫画を読んでみませんか?
基本的には無料で数話以上読める作品を紹介していくつもりなので、騙されたと思って読んでみてください!お願いします!
今回は、百合ファンタジー漫画「悪役令嬢のお嫁さま」を紹介します!
あらすじ
クローリア王国。東西南北すべてに広大な領土を持ち、この大陸で最も強大にして最も富に溢れる国。
第一王子オルランドの婚約者として王室に迎えられた主人公のカリナ。将来の王妃として「正しい振る舞い」を心がけていた彼女だったが、平穏は続かなかった…。
カリナの妹アウロラと婚約者オルランドの手によって突如王室を追放され、極寒の地へと移住することになる。
辺境の城で生活していたある日、カリナは雪の上でうずくまる狼を見つける。気まぐれに狼へ食事を与えたカリナだったが…。
婚約者と妹に復讐を誓う悪役令嬢と、強大な力で恐れられた狼族の少女が送る百合ファンタジー!
概要
作者
かわのあきこ
連載サイト
Seasons
連載期間
2025年2月 〜 (2025年11月現在も連載中)
既刊
1巻(2025年11月現在)
オススメポイント
私がオススメしたいポイントを3つ紹介します。
キーワードは「狼族のレシュトカ」「アウロラの真意」「おとぎ話」です。
狼族のレシュトカ
本作の魅力を語る上でヒロイン(?)である「狼族のレシュトカ」の存在は外せません。
彼女は雪山で行き倒れていた所をカリナに救われた狼であり、人間達に「魔族」として恐れられていた狼族の少女です。
そんなレシュトカに対して、カリナが最初に抱いた印象は最悪でした。レシュトカがカリナにした所業が結構やばいので当たり前ですが…。
- いつのまにか魔族(狼族)の村へ誘拐された
- いつのまにかベッドの上で裸にされた
- いきなり婚約者呼ばわりされた
- 血が出るほどの力で体に噛みつかれた
これだけ見ると唯のヤバいヤツなんですが、この後危機に陥ったカリナを救うんですよ。
レシュトカが席を外した隙に逃げ出したカリナですが、天候が悪化した雪山で遭難してしまうんです。
このまま死ぬ事も覚悟したカリナでしたが、カリナの脱走に気づいたレシュトカに発見されます。
レシュトカに攫われたせいで遭難したので、これで終わったらマッチポンプも良いとこですが、事態はこれで終わりではありません。
同じタイミングで現れた王国からの追手に、カリナが命を狙われてしまうんです。
ここからがレシュトカの本領発揮。狼族の身体能力を生かして王国の暗殺者達を圧倒します。そして狼族の力で雪崩を引き起こし、暗殺者達を全滅させてしまうんです。
これでも終わりではありません。
カリナは少し前にも王国の暗殺者達に狙われており、レシュトカが助けたからこそ狼族の村にいたんです。
いつでも守ってくれるカリナだけの王子様(♀)レシュトカの活躍を是非読んでみてください!
アウロラの真意
本作の主人公であるカリナを辺境へと追放した妹。そんな「アウロラの真意」が気になるポイントです。
カリナ視点だと、「婚約者の第一王子を誑かし、居場所を奪った悪女」のように見えているアウロラ。
ですが、アウロラは姉の事を助けたかったんじゃないかと読み取れるポイントが三つあります。
まず一つ目が、より強力な追っ手を差し向けようとする第一王子オルランドに対し、「もっと良い手がある」と進言した場面です。
これだけだと、もっと悪い事を企んでるように感じますよね。でも実際にやったことは、カリナに内緒で新しい家具と使用人を贈っただけなんです。
強硬手段をとる第一王子から姉を守ったように見えませんか?
当のカリナは、アウロラに煽られているとしか感じなかったみたいですがね…。
二つ目が、ボロボロになったぬいぐるみをカリナに贈った場面です。
ボロボロのぬいぐるみを贈るなんて、煽ってるとしか思えないですよね。これが唯のぬいぐるみだったらそうでしょう。
でも、このぬいぐるみは、二人が小さい頃にカリナがアウロラにあげたものです。
長い年月を経てボロボロになっていましたが、それだけ長い期間大切にしていたものであるとも言えます。大切なものでなければ捨ててしまいますよ。普通は。
少なくとも姉に対して悪感情は抱いてないと、読み取れると思います。
三つ目が、第一王子オルランドの婚約者の座を奪った事です。
姉の居場所を奪い、権力を得ようとする。この行動、完全に悪役でしか無いですよね。
でも、カリナとオルランドの婚約の経緯を知ると、別の目的が見えてきます。
それは「カリナを解放すること」です。
もともとオルランドと婚約する予定だったのはアウロラなんです。でも、体の弱かったアウロラを心配した両親が、カリナを身代わりにしたんです。
そして一人王室へ送られたカリナですが、周囲から将来の王妃として「正しい振る舞い」を求められ、段々おかしくなっていきます。
この事を知ってしまったアウロラが、「姉に背負わせてしまった役割から解放し、幸せに生きてほしい」と、カリナの代わりに婚約者になったのではないかと。そう思えてならないんです。
アウロラが何を思ってこの三つの行動をとったのか、真意は明かされていません(明かされるかもわかりません)が、気になりませんか?
おとぎ話
本作には、ある「おとぎ話」が登場します。
この「おとぎ話」が本作の鍵を握っているんじゃないかと、とても気になる内容なんです。
具体的には、カリナとレシュトカの行く末を暗示している可能性があるんです。
題名は不明なんですが、お姫様と狼のお話です。
魔物たちに狙われていたお姫様がお城を追放されてしまい、死にそうになっているところを狼に救われます。
その後、狼はお姫様のために家を建てます。そして狼は「あなたを幸せにします。これはその証です。」と、お姫様に星を贈ります。
お姫様は星を一口食べ、狼に「一緒に食べましょう。そして二人で幸せになりましょう…」と言います。
まるでカリナとレシュトカのようですよね。
一つ目の場面は、王国の追手からカリナを助けたレシュトカに重なります。
二つ目の場面は、カリナのために家を建てていたレシュトカに重なります。
そして、三つ目の場面は、カリナがレシュトカにご飯を与えた出会いのシーンに重なります。
なんか気になりませんか?
このおとぎ話にはどうやら続きがあるようですが、続刊はまだ見つかっていません。
このおとぎ話の続きを探すことも、カリナの目的になりそうな予感がします!
さいごに
今回は「悪役令嬢のお嫁さま」を紹介しました。
この作品は、アニメ化作品以外の面白い小説・漫画が知りたいと思った方、特に百合が好き、興味があるという方にオススメです。
Seasonsという漫画サイトで数話無料でで読めますので、是非読んでみてください!
カリナとレシュトカの行く末を一緒に見届けましょう!

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