はじめに
2025年 夏アニメとして放映され、私の中で話題の「異世界黙示録マイノグーラ」について紹介していきます。
みなさんは、アニメの続きから原作を見たいけど、何巻から読めば良いか分からない、という経験はないでしょうか?
結論として、原作小説4巻または漫画版5巻から読むのがオススメです。
この記事を読むと、以下のことがわかります。
- 原作小説 1巻 〜 4巻のあらすじ・感想(一部ネタバレ含む)
- 原作小説がアニメ何話、漫画版何巻の内容なのか
- アニメの続きを見たい人が、原作小説、漫画版の何巻から読むのがオオスメなのか
原作小説1巻 世界に厄災が蒔かれる時 編
あらすじ・感想
闘病生活の末、18歳との若さで死亡した主人公の伊良拓斗(イラ=タクト)。そんな彼が目覚めたのは異世界だった!(入院着で転生なんてあるんやな…)
タクトは、生前に極めた国家運営シミュレーションゲーム「Etetnal Nations」で使役していたユニット汚泥のアトゥとともに、破滅の文明『マイノグーラ』の王として建国することになる。(汚泥ってすごい二つ名だな…こんなに可愛いのに…)
魔力を使用して、好きな物を作り出せる「緊急生産」など、「Etetnal Nations」固有のスキルを使い、少しずつこの世界について知っていくタクト。そんな彼らの前に住処を失ったダークエルフ達が現れて…。(エルフの国から追放されたダークエルフ達…この後邪悪なタクト達にも怯えるし、不憫さがあるよね…)
ダークエルフ達を国民として受け入れることにしたタクト。衣食住を提供してくれたタクトに、ダークエルフ達は忠誠を誓う!(タダより怖いものはないからね…交換条件は必要よ)
新たな配下、ダークエルフの長老モルタール、戦士長ギア、ギアの副官エムルたちの力を使い国家を発展させるタクト。(みんな優秀やな〜)
しかし、この世界には『マイノグーラ』にて期待する国も存在していた。善なる宗教国家である『聖王国クオリア』もその一つ。(飲んだくれが実は優秀…というのはあるあるだよね…)
ある日、『マイノグーラ』が存在する森「大呪界」に『聖王国クオリア』の聖騎士たちが訪れて…。(まじで藪蛇なんだよな…)
病弱な少年が、新たな世界で始めた新たな人生!私も(邪悪な)美少女アトゥとともにこの世界で生きていきたい!な1巻!
アニメの話数
アニメの話数は 1話 〜 5話 です。
#1 New Game
#2 マイノグーラの樹立を宣言しよう
#3 内政の時間がやって参りました!
#4 人生とはままならぬものですね
#5 お目当ての化け物ですよ
漫画版の巻数
漫画版の巻数は 1巻 〜 2巻8話 です。
原作小説2巻 生まれ芽吹く絶望の鼓動 編
あらすじ・感想
圧倒的な力で聖騎士たちを滅ぼしたアトゥたち『マイノグーラ』。「宮殿」の建築も完成し、万全の体制に!と思いきや…タクトのお世話係の不在に気づく。ダークエルフの双子の少女メアリアとキャリアをお世話係として育てることになったタクト。しかし、二人には暗い過去があるようで…。(ダークエルフの双子…可愛いんだけど少し怖いね…)
所変わって、多種族国家『フォーンカヴン』。複数の「杖持ち」と呼ばれる司祭が統治する『フォーンカヴン』は、蛮族と呼ばれる亜人種たちに攻め込まれてた。『フォーンカブン』が有するドラゴンタンには、「龍脈穴」と呼ばれる強大な魔力の源があり、その近くには『マイノグーラ』が存在する。現状を打破するため、「杖持ち」である長老トヌカポリと少年ペペは『マイノグーラ』へと歩みを進めていた…。(マイノグーラと同盟なんて組めるのか…マイノグーラの戦力は魅力的だけど…)
道中でドラゴンタンに向かうアトゥに遭遇した二人は、タクトへ謁見できることに。ペペは持ち前のお馬鹿さとコミュ力の高さで、早速タクトと仲良くなり、『フォーンカブン』と『マイノグーラ』は友好的な関係を結ぶ。(ペペは何も考えてなさそうなのに、めちゃくちゃ鋭くて油断ならない相手だね…)
しかし、正式な同盟関係を結ぶには材料が足りない『マイノグーラ』は、視察のためメアリアとキャリアをドラゴンタンに派遣することに。(ドラゴンタンの市長…不憫キャラかな?)
3体のブレインイーターを護衛に連れたメアリアとキャリアは、ドラゴンタンで都市長アンテリーゼに案内されて町を見学する。龍脈穴を訪れた二人は怪しい商人に話しかけられて…。(ブレインイーターの中身怖すぎ…皮剥いで自分が纏うのは流石に邪悪属性…)
そして新たな英雄全ての蟲の女王イスラを召喚したタクト達!国母にふさわしい包容力を持つイスラに、『マイノグーラ』の住民たちはすっかり心を許した様子。特にメアリアとキャリアがなついていて微笑ましい限り!(イスラ…見た目はでかいカマキリだけど…中身は母性の塊ですごく良い!)
イスラという戦力を得たタクトは『フォーンカブン』の防衛にアトゥを貸し出すが…。(大丈夫なのか?フラグにしか見えない…)
アンテリーゼの大きな胸に目が吸い寄せられる双子姉妹が可愛い!…その後のブレインイーターは怖かったけど…な2巻!
アニメの話数
アニメの話数は 6話 〜 9話 です。
#6 王さまは悪い人?
#7 お友達になってください!
#8 なんと人間的行為!
#9 もうとっくに寝る時間ですよ
漫画版の巻数
漫画版の巻数は 2巻8.5話 〜 3巻 です。
原作小説3巻 月夜に祝福されし後悔の魔女 編
あらすじ・感想
新たな敵はRPG!?
アトゥの「敵を倒したら金貨をドロップした」という報告から、王道RPG『ブレイブクエスタス』が敵の属するゲームだと気づいたタクト。タクト達は、ブレイブクエスタス魔王軍と激しい戦闘を繰り広げることに!(転生者ではなさそうだけど…手ごわい相手なのは間違いないな!)
コマンドターン制で複数の敵を相手にできないRPGに対して、複数のユニットで侵略する国家運営ゲーム(SLG)のタクト達。SLGの利点を生かして圧倒するアトゥだったが、RPG特有のスキルによってダメージを負ってしまい…。(必中効果は強いよな…)
マイノグーラに攻め込んできた魔王軍四天王のフレイマン。タクトに強化されたイスラは、森の防衛へ向かう。圧倒的な力で魔王軍を蹂躙するイスラ。炎属性のフレイマンと蟲のイスラではフレイマンに分がある様子。フレイマンに少々苦戦したイスラだったが、フレイマンを両断し見事勝利を収めた…はずだったが…。(流石強化された英雄!イスラ無双だった…)
突然イスラの前に転送されたメアリアとキャリア。RPGの強制イベントが牙を剥く…!(まじで悲しい話だった…退場が早すぎますよ…)
フレイマンに殺されたイスラの力を引き継ぎ、「魔女」として覚醒したメアリアとキャリア。暴走する二人は、復讐心に従って魔王軍を蹂躙する…。(暴走する双子怖すぎ…月夜しか発動できないとは言え、何でも言うこと聞かせられるとかチートすぎ…)
イスラを失ったことで、自分の詰めの甘さを思い知ったタクト。後悔を胸に、タクトは新たな目標へ向かって歩み始める!(イスラを蘇らせてくれ…みんなの精神の安定のために…)
退場が早すぎたイスラさん、いつか復活することを夢見て…な3巻!
アニメの話数
アニメの話数は 10話 〜 13話 です。
#10 征服せよ
#11 一手巻き返すとしようか
#12 お月様が綺麗ですね
#13 そして神々の遊戯が始まる
漫画版の巻数
漫画版の巻数は 4巻 〜 5巻24話 です。
原作小説4巻 それは始まりの暗き闇 編
あらすじ・感想
失ったイスラを生き返らせるため、全世界を敵に回す最難関の『次元上昇勝利(アセンションヴィクトリー)』を目指す決意をしたタクト。(この宣言したときのタクト…覚悟がキマってる感じがして良い…)
タクト達は手始めに、魔王軍がドロップした金貨を魔力に変換し、国力を高めていた。さらに、「緊急生産」で銃などの近代兵器を作り出し、ダークエルフの戦力増強を図る!(対物ライフルを膝立ちで撃てるエルフ…化け物か?)
所変わって『聖王国クオリア』。華葬の聖女ソアリーナを下した啜りの魔女エラキノは、腐敗した教会の司教たちを始末していた。心の底では司教たちを許せなかったソアリーナは、エラキノの「すべての人が幸福に過ごせる国が欲しい」という言葉に理解を示し、協力することに。どうやらエラキノには、他の聖女、顔伏せの聖女フェンネも協力しているようで…。(ダークファンタジー世界では教会の腐敗は「お約束」みたいなとこあるよな…)
交渉のためドラゴンタンを訪れたタクト達『マイノグーラ』の幹部陣。人が足りないことをペペに見抜かれたタクトは、ドラゴンタンの住民を受け入れる代わりに、銃を提供することに。(ペペは本当に交渉がうまいな…)
度重なる蛮族の襲撃で、終わりかけだったドラゴンタンも復活の兆しを見せていた。しかし、タクト達はドラゴンタンの住民の教育に手を焼いていて…。(肥料と農薬を一気に全部撒くのは流石にやりすぎやで…)
『聖王国クオリア』を離反したソアリーナ、フェンネ、エラキノたち。彼女たちの次の標的は『マイノグーラ』!?(イスラが欠けた状態で行けるのか?魔女・聖女級が三人だぞ…)
TRPGの力を使うエラキノに苦戦するタクト達!果たして『マイノグーラ』の運命は…?(ダイス無限ふりが可能なのはさすがにチートやろ…相手も転生者かな…?)
エラキノと関わって感情が表に出てくるようになったソアリーナが可愛い!…けど直ぐにタクトにやられそうだなー…。な4巻!
アニメの話数
アニメの話数は 2期以降 です。
漫画版の巻数
漫画版の巻数は 5巻25話 〜 7巻30話 です。
何巻から読むのがオオスメ?
アニメ1期では、原作小説3巻、漫画版5巻の途中までが映像化されているため、原作小説4巻 または 漫画版5巻から読むとアニメ1期の続きを読むことができます。
そのため、原作小説4巻 または 漫画版5巻 から読むことをオススメしたいです!
聖女ソアリーナをはじめ、様々なキャラクターが表情豊かに描かれている漫画版も捨てがたいですが、個人的には小説を推したいです。
理由としては漫画版だと細かい部分が省かれているからですね…。漫画版だとドラゴンタンの住人は普通に『マイノグーラ』に順応しているように描かれています。ですが、いきなり他国の、それも邪悪な国の住人になるなら本当はもう少し葛藤があるはずで…。その点小説だと、猫獣人の親子が懐疑から入ってどう順応していくかがしっかり描かれてます。(特に猫獣人の少女の挿絵が、ぐるぐるお目々で描かれている点に『マイノグーラ』の狂気に染まった様が表れていて私は好きです!)
これ以外にも細かい部分が小説では描写されているので、是非読んでみて下さい!
まとめ
原作小説1巻から4巻までのあらすじと、アニメの範囲を紹介しました。
アニメ1期では、原作小説3巻、漫画版5巻の途中までが映像化されています。
そのため、アニメ2期の続きから読みたい方には、原作小説4巻 または 漫画版5巻をオススメします!


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