【ヤンデレ妹小説】兄だった俺と妹だった女【未アニメ化 小説·漫画 紹介】

未アニメ化 小説・漫画 紹介
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はじめに

アニメ化作品以外の面白い小説・漫画が知りたいと思ったそこのアナタ!

年間100冊以上の小説や漫画を読む私が、自信を持って紹介する(100%私見に塗れた)小説や漫画を読んでみませんか?

基本的には無料で数話以上読める作品を紹介していくつもりなので、騙されたと思って読んでみてください!お願いします!

今回は、ヤンデレ妹もののネット小説「兄だった俺と妹だった女」を紹介します!

あらすじ

主人公の柳川浩介と、後に有名芸能人となる妹柳川咲。この作品はそんな二人の物語。

いつも一緒に公園で遊ぶ仲の良い2歳差の兄妹。そんな二人の関係に変化が訪れた。

きっかけは、咲の芸能生活が始まったこと。2歳の頃から近所で評判の美少女だった咲は、両親が応募した芸能事務所の子役オーディションに見事合格し、数々のCMやドラマに出演する人気子役となっていた。

そんな妹の活躍に、少しの嫉妬心を覚えつつも素直に応援していた小学生の浩介。段々咲と接する時間が減っていた浩介は、ある日、咲の変化に気づく。

「咲が、心から笑っていない」

しかし、いつも妹の近くにいる両親や芸能事務所の人たちは、徐々に変化していた咲に気づいていないようだった…。

その日の夜、子役の仕事を終えて帰宅した咲は、久しぶりに浩介に話しかける。

「兄さん、今日、一緒に寝てもいいですか?」

この日の出来事が、二人の「普通の兄妹」という関係を終わらせる転機となる…。

概要

作者

秘密基地少年団

連載サイト

カクヨム

連載期間

2021年4月 〜 2021年5月

話数

14話(本編13話 + 番外編1話)

オススメポイント

私がオススメしたいポイントを3つ紹介します。

キーワードは「三つの転機」「主人公のキャラクター」「ヤンデレの強者感」です。

三つの転機

兄妹の幼いころ(小学生)から大人になるまでが書かれている本作。この物語では二人に三つの転機が訪れます。

一つ目の転機が、あらすじにも書いた小学生の頃に咲と過ごした一夜です。咲を持て囃し、変化に気づかない周囲の大人と、咲の変化に唯一気づいた浩介。ここから咲が浩介に抱く感情が、親愛から恋愛に変化していきます。

二つ目の転機が、浩介が中学を卒業する時です。詳細はネタバレ防止のため省略しますが、浩介は咲のマネージャーになります。咲と浩介の対外的な関係が「兄妹」から「芸能人とマネージャー」に変化していきます。

三つ目の転機が、二人が実家を出た時です。咲と浩介の家の中での関係が、実家で過ごす「兄妹」から二人だけの家で過ごす「咲と浩介」に変化していきます。

普通の兄妹だった二人が、妹の咲の手によって段々と兄妹では無くなっていく。そんな様が、三つの転機によって分かりやすく、かつ丁寧に描写されています。

主人公のキャラクター

「ヤンデレ妹」という、重い感情を持ったヒロインをテーマにした本作。真剣にヤンデレの描写を書こうとすると、作品がシリアスな雰囲気となります。

しかし、この作品では主人公の浩介が良い意味で「おバカ」なことにより、咲の行動の「怖さ」に鈍感です。(鈍感ゆえに引き返せないところまでいってしまうんですがね…

その結果、咲のヤンデレ描写と、浩介の内面で上手い具合にシリアスさが中和され、とても読みやすい仕上がりになっています。

ヤンデレの強者感

私が思うヤンデレ作品の外せないポイント、それが「ヤンデレの強者感」です。

本作では兄妹喧嘩がよく描写されています。最初は一見浩介が優勢なのですが、浩介の弱点(金〇)を突いたり、女の武器(涙など)を使うことで、最終的には咲の思い通りの結果になっています。(浩介は鈍感だから気づいてないかも

浩介を手玉に取り続ける咲という、ヤンデレの強者感が描かれた」本作は私にとても刺さりました!

さいごに

今回は「兄だった俺と妹だった女」を紹介しました。

この作品は、アニメ化作品以外の面白い小説・漫画が知りたいと思った方、特にヤンデレが好き、興味があるという方にオススメです。

テンポも良く、ヤンデレの描写もしっかり入っているので、ヤンデレ作品初心者の方にもオススメできる作品です!(ヤンデレ作品初心者ってなんだ…?

カクヨムで全話無料で読めるので、是非読んでみてください!

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